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ギターアンプの新旧紹介-1

長年の年輪の中、自分で使用していたギターアンプの特徴などをご紹介します。
尚、現在保有中のアンプはしめの部分で記載しますが、それまでの機材名称や特性などは記憶をさかのぼって記載しますので、差異に関しては御理解、御了承をお願いします。

尚、記載は古い順に記載していきます。

アンプの歴史

  • グヤトーン製、60Wのトランジスタ製
    名称はたしかZip-60が本品、自分がギターをはじめ最初に購入したギターアンプです。当時は真空管方式やトランジスタ方式の知識にあまり詳しくなく、楽器屋さんのお勧めで購入した記憶があります。製造は1980年代だったかと。

    仕様は、60W出力、30cmスピーカー1発と、ライブでも十分使用できる音量にも対応できるパワーだったと記憶しておりますが、残念ながらライブやスタジオなどで大音量で鳴らした記憶がありません。音色は確か当時の紹介内容は、トランジスタアンプではありますが、温かみのある音色を奏でるアンプ、とかいう内容であったと記憶しております。音色の特徴は、当時の3ボリューム方式の走りだったかと思いますが、アンプのボリュームが3つありました。(三つ目のボリュームはマスターボリューム)

    音色は、まさにセールストーク通りというか、とげの無い音色で、当時のアンプは他も同じ傾向のものも多かったと思いますが、アンプ自体はゲインを最大にしても歪みにくい特性だったかと思います。ですので、当時エフェクターを使用しディストーションサウンドは作っていた感じです。また特筆すべき点は、すごく音が太い印象が今でも残っており、これから紹介していくアンプも、今ならしてみるといい意味で当時とは全く違うイメージの出音ではなかったのかと想像しいちゃいますね。

    本来の出音はもっと素晴らしいが、弾き手の自分のおかげでその本来の良さを十分に弾きだせないまま手放してしまった、なんてネ。自分の歴史にはそんなものがたくさんあるかと思うと、なんか少し残念な気分になります。

    しかし、現在は残念ながら我が家には既に無く、年代的にお結構古いものと思いますので、試すこともできません。ネットでもなかなかお目にかかれませんので、今では後の祭りです。

  • 次は同じメーカーであるグヤトーンのFlipの40W版です。

    これまた最初のアンプの特性に満足しきれなかったからか、確か自分が16歳~17歳ぐらいのときにチューブアンプなるものに魅かれ、夏休みのバイト料で購入した記憶ありです。

    このアンプ、かすかな記憶ではありますは、出力は40W、スピーカーは25cm程度だったかと。そして初めてのチューブアンプの登場です。確か小さな真空管も搭載されていたので、プリ、パワー共に真空管仕様のいわゆるフルチューブらしいものだったと記憶しています。

    そして音色に関してですが、このころのグヤトーンシリーズの特性かよくわかりませんが、初めて購入したZipシリーズと比較し、かなりハイゲイン、要は歪みやすいセッティングも作りやすいアンプだったと思います。

    ただ、なぜか鮮明に覚えているのですが、ハイ側(高域)の音がチョット自分にはきつくて、かなりセッティング的にハイは絞って、ミドルとローはほとんどMAX、そんなトーンコントロールセッティングで使用していた記憶ありです。また、歪自体はかなりアンプだけでもいい感じだったのですが、自分の好みの問題か、ギターとアンプ間にオーバードライブ系のエフェクターをかませ、それと併用して歪み具合を調整していた感じでしたね。

    ただ、アンプそのもののパワー感は40Wにしては、トレブル側のセッティングを絞っているせいもあるかもしれませんが、パワー感はあまり大きいとは感じないアンプでした。また、当時はエフェクターといっても、さっき紹介したオーバードライブ、それとコーラスアンサンブル、そして、アナログエコーぐらいでしたネ。当時の自分には十分すぎる機器だったと思います。

  • その後、JugBoxの確かStaff 60
    このアンプ、実は当時の地元の先輩が使用していたアンプと同じ型式で、先輩のアンプは、カスタマイズしてそうしたのか不明ですが、スピーカーが純正ではなく、ブランドやスピーカーの型式などはちょっと思い出せませんが、自分のノーマル仕様品とは異なるスピーカーが装着されていた記憶まで残ってます。

    当時は、こんな素晴らしい先輩ギタリストが身近にいて、その出音に魅了されまくってました。
    本当に憧れのギタリストでしたね。

    その音を自分でも出したい、その気持ちだけがそのアンプの購入に至った経緯と正直思います。
    しかしながら、実際に所有し、試行錯誤し、少しでもその音を自分でも出そうとしましたが、
    結果、皆さんの御想像のとおり、あまり近い音は出せませんでした。

    その結果から、ギターの音は、弾き手の腕の差、それは楽器の調整具合、音の作り方も含め、様々な要因が絡み合って唯一無二の音が生み出されるものとつくづく感じさせられた経験です。

    今でもかすかに思い出しますが、ほんと官能的な音、というか、私も目指す出音に魂を込める感覚が先輩出音にはすごく感じられました。その時の経験が我が音楽の根底に深く根付いると、今でも自分は強く感じます。

    すいません、歴代所有アンプの所見に戻りますね。

    つまり
    Jug Box Staff 60の出音の続き解説となります。

    で、このアンプ、正直、アンプそのものはかなり歪みにくい仕様、つまり現代的な高ゲインではなく、アンプそのものだけでは歪みにくい特性のアンプです。やはり歪系のエフェクターを併用するセッティングでないと、自分の満足できるレベルまで歪ませることは限られた音量範囲ではできませんでした。

    何度も登場する先輩は、ギター(これもシングルコイルの低出力ピックアップの普通の物です)もアンプも特にカスタマイズしているとは言ってませんでしたが、さすがにゲインアップを目的としてか、ブースターをエフェクターの一部として使用していましたね。

    長々と記載してしまいましたが、先輩が同機種アンプを使用しており、その出音のすばらしさから自分もその音に近づきたく購入。しかし、自分の腕がその音を再現するには不足しており、再現させるレベルには到底達することができなかった。結果、アンプには申し訳なかったと反省しつつ、このアンプも相性のいい演奏者と出会えればきっと素晴らしい音を奏でたものと思います。

    補足しますと、パワー感はすごくありました。60Wの公証出力ですが、おそらくマスターボリュームを半部以上まで上げて鳴らした経験は、わずかな記憶を探ってもありませんでしたが、それでも十二分のパワーを発揮してくれた記憶は残ってます。

    ほんと、楽器は使い手によって、よくも悪くも全く異なった音を出すことを痛感した幼い記憶ですね。

    逆に言うと、使い方次第では、とんでもなく、演奏者にマッチした出音を奏でてくれると本音で思います。
  • ついにマーシャルのJCM800、スピーカーは30cm4発もので、いわゆる2段積み仕様ですね。

    買ってから反省も含め考えましたが、とても50W出力とはいえ、自宅である程度アンプ自体がドライブできる音量まで上げることはできませんでした。そして、マーシャルのイメージを本当に自分耳で感じ取れる第一歩であったのかと今でも思いだします。

    当時自分は低収入であったにもかかわらず、相変わらず音楽に対する情熱は冷めやらず、やはり行きつくところはマーシャルアンプであると感じ、多数回ローンで購入しました。なぜ100Wではなく50Wなのかというと、当時の自分はマイケルシェンカーの大フアンで、その方が50Wを使用していると、当時の雑誌等の情報で得て選択したものと思います。

    で、自宅に搬入、もちろん私の部屋は2階だったので、きっと友人の助っ人を頼み込み運び入れたと覆います。

    部屋に設置し、チューブアンプならではの儀式たる、まずはスタンバイスイッチで真空管を温めるところから、そして、10分程度は初めてということもありスタンバイスイッチで暖気してたと思います。

    当時、自分はレスポールしか所有してなくて、そのギターとアンプ直で接続し、まずは歪ませないサウンドチェック。正直、あのCDサウンドが飛び足してくるという期待を抱きその出音を試しました。

    その期待とはギャップがあるかと思いますが、このアンプがここまでドンシャリ系の基本サウンドと初めて気が付いた瞬間でした。

    アンプのトーンコントロールセッティングの部分もあるかもしれませんが、スピーカーの真ん前で聞いた音は、まさに高温域の出方の強さが今までの自分の使用アンプの領域との差異とは比較にならないぐらい出ていることに愕然としました。アンプの超高音域調整つまみ、当時の他のアンプにはほとんどなかったと記憶する、プレゼンスのつまみはもちろんあまり上げなくてもね。

    このアンプ、特徴もさながら、スピーカーの30cm4発の密閉型スピーカーのパンチ、そういった総合的な部分と、その時は出音と想像音とのギャップに関して、考えたもんでした。

    そして、次はアンプで歪ませてみました。現代レベルでは極端はハイゲイン(歪みやすい)ものでは無く、特にアンプ音量を上げられない場合は特に歪系のエフェクターの援護が必要かなと感じるもものでしたネ。

    しかしここで一つだけ補足させて頂きますと、このアンプ、音量を上げるとイメージが変わります。自宅レベルの音量では全く真価を発生できない代物であることを、後日、ほぼすべてのボリュームMAXで鳴らした機会があったのですが、このアンプはというか、チューブアンプ系はある程度はパワー側のチューブがドライブできる音量まで上げないと本来の特性は見えてこない、ということを自分は痛感した出来事でしたね。

    現代のマーシャル含め、チューブ系の高出力アンプは、アッテネーターなどで、アンプの出力を制限したりできるものも多々耳にし、その背景にはこういったチューブアンプの特性も絡んできているものと感じたのは、当時の自分にはなく、昨今のアンプ事情を考えると、そうなのかなって感じる次第です。結構、アンプ出力を可変できるアンプもどんどん出てきているようですしね。

    参考によさげな上記解説のようなアッテネーターを見つけましたので情報を添付いたします。

    ”EWS ( エンジニアリング・ワーク・ストア ) / Subtle Volume Control”

    すいません、自分が使用したプレビュー等があればリンクを上記品名にさせたのですが、今回はリンクもしませんでした。理由は、自分が使用した所見が無く、実使用上のプレビューを書けなかったことです。

    ただ、自分の現在の感触ですと、それでも、この製品は使ってみたい一品ですね、やはりチューブアンプは真空管をフルドライブさせるのが本来のチューブアンプの出音かなと感じる自分と、そんなこと通常の民家では訴えられちゃうよ、の世界を考えた場合に、これは使えそうかな、って感じですし。

    まず、価格自体がそれほど高価ではありません。そしてューブアンプのパワー管が高音量でドライブさせたときの真空管自体の明るさの変動(ガン!って高音量で鳴らすと真空管の明るさが変化する)がきっと味わえるかと思うと、興味深々です。



    なんだかんんだ言っても、初代アンプ以外は、チューブアンプが私のアンプ歴の大半をしめていますわ。
    では、次回は、その続きとまさに現在保有の2台のアンプに関して書いていきます。

    宜しくです。

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