機材関連
フロイドローズトレモロが搭載されたモデルE-PO-128FRというモデルで、実はリサイクルショップで見つけ、この見た目にほれ込んでしまいました。
購入資金は、あのお気に入りのレスポールをそのショップで買い取ってもらい、それに不足分を加え購入した経緯でなんとか手に入れました。
確かに購入動機は外観への魅力に引き付けられたのは事実ですが、改めて弾いてみると、従来所有のレスポールとの比較になりますが、どうしても出音そのものはレスポールに自分所見では軍配が上がっちゃいます。
私なりに考えました、その理由を。
このギターのようなフロイドローズトレモロユニットが搭載されたモデルの場合、その影響が大きく、特にレスポール系のギターの場合はストラト系よりより顕著にその出音の差が出やすいのかと感じました。どうしてもこのユニットを搭載したギターは、私としてはフロイドローズの音って感じで聞こえちゃうんですね。いい意味でも、どんなギターに搭載してもその特性は大きな影響があると。
特に私はレスポール系は、ギター本来の材料や形状の特性、特にボディ材はハードメイプルトップに良質なマホガニー材をボディバック材として生かし、それにマホガニー材ネックをセットネック接合したボディ仕様と昔ながらの安定した楽器本来の音を引き出すストップテールピース仕様など、なんて言うか自然な感じでギターが鳴ってくれた感じがたまらなく好きだったんですね。今更ながら感じます。
ですが、確かに購入動機は外観でしたが、このPOTBELLY、ローポジションからハイポジションまでネック全体での弾きやすさ、フレット処理のすばらしさを含め、楽器としては素晴らしいものであることは間違いないと今でも思っています。さすが本家ESPの血筋は表現された出来栄えと嬉しくなりますね。
おそらくこのギターのデザイナーは、レスポール系の進化を目指しデザインし、ある意味理想形のギターを目指し作られたものと感じましたね。さらに今までのカスタマイズにより、ハード系なサウンドがより刺激的になったと感じています。まさにハードロックなどの歪ませた音に関してはいい感じに鳴ってくれるますよ。
おっと、すいません。話を本ギターの購入の歴史話に戻りますね。
まして、当時はフロイドローズ搭載のギターは一切所有しておらず、さらに所有意欲をかきたれました。で、現在我が家におります。かれこれ10年は経ちますかね。
製造は2000年代のものと推測されますが、当時はかなり手を加えたりしてのめりこんだ一本です。また搭載パーツもピックアップはセイモアダンカンがフロント、リア共に搭載されてなんか贅沢なギターです。
また、本来このギターは、アームもフローティング状態が標準だと思いますが、カスタムパーツを使用し、自分はアームアップは出来ない、つまり通常はボディにブリッジが密着するようなセッティングにしています。
オヤジは、アームは好きなんですが、フローティング状態のセッティングは現保有のギターではないですね。全てブリッジべた付け。
理由は感覚的なものもありますが、フローティング状態だと、弾いた時の音の(弦の振動の)ボディへの響きの伝わり方がいまいちな感じとオヤジの感性は感じるんです。
確かにアームアップや微妙なビブラートは出来ないと思いますが、自分はこっちの音が好きですね。なんか、弦の振動がボディにうまく伝わる気がして。
また、フローティングのチューニングの大変さ、これも要因の一つですね。ほんと例えば6本の弦の内、1本でも狂うと全6本全体のチューニングのバランスが変わるし、弦が切れた時のチューニングのバランスも極端に変わっちゃいますから。
要はボディのなる感じ、弦の振動の伝わり方が好みなんですよ。
それと弦全体のバランスがとりやすい為、特にチューニングのやりやすさは、断然べた付け仕様がやりやすく(合わせやすく)、よってべた付け派です。
ロックタイプはもちろんピッチは安定してますが、現在のお気に入り2本のシンクロタイプのトレモロ搭載ギターでも結構安定してるんで、いずれロックタイプにはその安定度はかないませんが、自分は激しいアーミングをしない方は問題ないかと。やはり古い人間ですので、アームも昔ながらのシンクロタイプが好きで
どうしてもそっちに手が伸びてしまいます。
まーそんな感じです。