本項は、皆さんよく利用するセット弦(例:私のようなオヤジは通常の6弦のセット)の選択する上でのオヤジの経験所見談。
そして、このコスパにこだわるオヤジロッカーが推奨する銘柄一押しを記載します。
■まずは使用するギターに対してのお勧めゲージ太さ
まず初心者(自分のようなベテランのテクなし含め)は、細めのゲージをどうしても選びがちと思います。なぜなら、弦が細いと音が出しやすく、つまりより少ない力で押さえても音が出やすいから。
ただ、細すぎる(一般的にはスーパーライトゲージとか、1弦が08から始まるセットなど)は、ギターとの相性もありますが、弦自体が細いため切れやすく、チューニングの安定度も自分はそれより太い09や10から始まるセットのほうがいいと思います。
自分お勧めはストラト系などのロングスケール(弦の振動する部分の長さが長め)モデルは09からのセット。
但しここで補足させて頂きたいのですが、ギターやスケールで弦を使い分け、もっとも適切なゲージを選択するのも選択肢の一つですが、エレキギターの6弦セットであれば10~のセット統一の考えに現在自分もよろめきかけています。
というのも、確かにその自分のギターに合わせ、例といえば本ブログで何回か紹介しているスケール長に合わせるのも考え方の一つですが、自分は昨今全ギター10~のセットで統一しようと考えています。
確かに弦を太くすると、テンションもきつくなりますんで、特に普段弾きこんでない人や、あまり経験がない演奏者だと、”テンションのきつさ=ギターはつらい、指痛い”の経験も自分も十分経験しておりますので、まず初めてギターを始めた方は、09~のセットも許容範囲というか、正直自分も、ギターを始めて20~30年は09~のセット一辺倒でしたからすごく理解できます。
ここまで記載した内容を、頭の片隅において、下記の記事を観ていただければ、参考になるかと考えるオヤジです。
また、上記では使用ギターのスケールをその弦太さ選択の代表的な組み合わせ題材に載せていますが、弦高やフレットの太さや形状も考慮すると一層悩ましい部分も出てくるかと思います。
ですので、まずは09~始まるセット弦で初め、それで何らかの不満や、こういった方向に改善したいなどの経験値で弦ゲージを選択するのがオヤジのお勧めです。
というわけで、オヤジの経験談と、推奨内容を下記に記載させて頂きます。
ーーオヤジの独り言&経験談ーー
レスポール系などのミディアムスケールのギターは10からのセットが今までの経験では最も相性よしと思います。
しかしながら、お好みや演奏スタイル含め、09~のセットも選択肢として加えさせてください。
ご紹介した弦は、いわゆるコーティングタイプの弦で、ちょっと私のようなものにも厳しいちょっと高価なタイプの弦となります。しかし、その寿命は公式には通常の弦、いわゆるノンコーティング弦と比較し、3倍はもつと思いますので、交換頻度の苦労を考えると私はこちらをお勧めしますし、自分も昨今は財布に厳しいのは承知でこれ一択です。
また、下記にそのコーティング弦に関しての自分の所見を付け加えておきます。
そういったタイプの弦は、出始めた当時は、そのコーティングが厚いのが要因なのか、弾いた感じにも、もともと使用していた従来のニッケル弦と比較して、その差が大きく感じ最初はなじめませんでした。
参考にこのメーカーさんのコーティングタイプのエレキ弦も3種あり、それぞれコーティングの厚みによって、弾いた感触や音色の差異がありまが、自分はご紹介したタイプが最も自然に自分の感性にマッチした気がして、それ以来これ一択です。
しかしながら、使い始めて、現在に至るまでの経緯を簡単に補足しますネ。
知人が使っていると聞き、しぶしぶ使い始めた第一印象
確かに錆びにくい、長持ちもするのだが、弦の上を指でスライドさせたときの感じが、あまりにも滑らかすぎる、音も張った直後の音は長期間長持ちするが、ニッケル弦の張った直後のような、パキッとした綺羅びやすさ、派手さとかがどうしてもニッケル弦と比較するともちょっと落ち着いた音になってしまう、と、第一印象はあまりいいいものではありませんでした。それにやっぱり価格が高いのが、ほんと今もですが私には厳しいとすごく感じました。
そして価格面、弾いた感触がなじめず、しばらくニッケル弦の世話になっておりましたが、ある時期あたりから、そのコーティングの技術改善なのか、コーティング厚みが薄めに調整されたものが出始め、それがまた、いい感じに自分にはまりました。
コスパにこだわる自分は、それらコーティング弦の価格はちょっと高価で厳しい部分はありますが、長持ちで、最初の感触と音色が長期間持続することを考慮すると、正直自分は切れるまで使えると感じることも多々で、長寿命と価格のバランスを考えてもこの弦が今の一番のお気に入りです。
しかしながら、人それぞれの好みもありますから、やはり皆さんも様々な弦を自分の感覚で弾き比べ、最高のお気に入りを見つけてください。自分もやはり様々な人の意見は参考にしつつ、ほんと最終判断は自分そのものですから。
でも何度も言うようですが。弾いた後の弦のメンテは錆防止、劣化防止を含めお忘れなく。