皆さんも個人差はあるかもしれませんが、様々なギターを、それぞれの好みで使用されていると思います。
今回は、たまたま自分が同じ製作メーカーのストラトタイプのギターでスケールが異なる楽器を所有しておりますので、皆さんの参考になればと思います。
最も代表的なストラト系、レスポール系それぞれはロングスケール、ミディアムスケールの代表格かとは思いますが、あくまでもスケールの違いによる出音の感じ、弾きやすさ、補足として細かい部分のスケール以外の異なる仕様を記載しますね。
この内容は、なるべくスケールによる差異比較をメインに考えていますので、弦の太さは同じもので想定し、記載しました。(正直3年ほど前はロングもミディアムも同じ09弦使ってました)
- ロングスケール
弦のテンションがミディアムより強いせいか、当然ながら音の張りが強い。パワーもある。但し、ちょっと難しい指使いの押さえにくいフォームでの演奏やコードではミディアムより少したいへん。特に初心者はそうかと。 - ミディアムスケール
さすがにロングよりひきやすい、チョーキングやビブラートもかけやすい。ただ、自分はロングスケールで09弦を使用したテンションが自分は音色や弾きやすさのバランスが現在の一押し。 - スケール違いに加えての補足
自分は、正直、体格的にあまり大きくないので当然手も小さいほうです。ですので、ミディアムスケールギター導入を決めたのは、スケールが短いとフレット間の距離も少し狭まり弾きやすくなる事を狙いました。
(弦を押さえる運指が楽、遠いフレットにも指先が届きやすい等)また、当然レスポール系のギターも保有しておりましたが、SSHのピックアップ配列で、幅広い音色が出せ、指板も自宅にあるストラト系には少ないローズウッド材。考えてみると、数少ない新品で購入したギターでもう結構年数も経過してますが、木材も安定してきて、出音、弾きやすさ、安定したチューニングを維持しています。大満足です。その他本ギターに関しての詳細は所有ギター紹介項で補足しますネ。 - 追記
これも私の経験談を思い出しましたので追記させて頂きます。
実は私もバンド活動など含め、ライブなども行っていた時期が以前ありました。
そのステージで確か1曲目か2曲目の演奏中に一弦が切れてしまったんです。
で、当時私はストラトタイプのロングスケール、まー標準的ではありますが09から始まるゲージを張ったピックアップは確かシングルではなくダブルコイル搭載したギターだったと思います。
で、私のギターの弦が切れて他のバンドのギタリストが、自分のギターを代わりに使ってくださいとステージ脇から手渡してくれ、なんとかその場を乗り切ることができたと記憶しています。
その時のギターを持ち替えた時の感触がもしかしてこれがミディアムスケールのストラト系ギターなのかって感じましたので、初めて弾いた感じの所見も含め、スケールが違うものを購入の選択肢として購入検討されている方に参考になればと思い後追いではありますが、記載させてください。 - 最初の印象、音というか、一発目に弦をピックで弾いた感触が、柔らかく感じた。当時のピックはハードタイプを自分は使用。なんかちょっと柔すぎかなっても思いました。
自分のギターと比較するとその差は明らかで、ピックを通して右手指先に帰ってくる反力が違いましたね。ん?これなんか違う。当時はあまりストラト系でスケールが異なるものがあることをしらなかった私はある意味、違和感というかテンションの弱さ、これは全くの好みで、自分は当時ロングスケール一辺倒でしたから逆に手ごたえがない感じがしました。でもさすがに弾きやすさは当時の自分レベルでも感じ取れましたね。(逆に左手はテンションが弱いんで弦を押さえやすい)
ちょっとした感動を覚えた不思議な感じさえしたもんです。
自分はわがままなんで、これだけテンションに差がある、おそらく09ゲージを張ったギターだったと思いますが、私の闘魂に反抗するにはもうちょっとテンション強めがよいな~なんて、当時は感じたもんです。私の音を聴いていただくとわかると思いますが、自分でもちょっとピッキングのアタックが強すぎじゃないかって、それも、その場面や音色やどんな感情を使えたいかなど、自分でコントロールできれば自分ももう一歩レベルアップできるかとも思いますね。 - つまり、これもギタリスト皆様の様々な好みで、テンション、弦高、弦ゲージの太さ等等様々な
組み合わせがあると思いますが、やはり、自分の好みでいいポイントの組み合わせを見つける、
これもギタリストの醍醐味なのかと今更感じる次第です。
では、追記も長くなてしまいました。今日もこのぐらいで、おやすみなさい。